徒歩の旅、残り2日!
箱根旧街道を通り、ずーっと思いを馳せていた伊豆に向かいます★
青空のもと、芦ノ湖湖畔から出発! |
出発時刻/高度: 06:07 / 742m
到着時刻/高度: 17:09 / 609m
合計時間: 11時間2分
合計距離: 49.6km
累積標高(上り): 1220m
累積標高(下り): 1355m
この日はざっくり分けて4セクションでした。
1:芦ノ湖を過ぎるまで
2:箱根旧街道
3:大仁まで
4:だるま山高原キャンプ場まで
キャンプ場への到着目標は17時。
到着が17時を過ぎるようなら電話を、といわれていました。
特にセクション3は予定(グーグルマップ調べ)より時間がかかるはずで心配。
まずは芦ノ湖の西側を南下していきます。
迷ったけど、少しでも時間を短縮できるように、山には上がらず芦ノ湖の湖畔のハイキングコースを行くことにしました。
が。
この湖畔のコース、きっちり湖をトレースしていて、長い!
山の上を進んだほうが早かったかも…!!
常に湖がチラ見えしているものの眺望はほとんど開けず、視界の遠近感が変わらないこともあって、なかなかの長さでした。。
上をいけばよかった!
ようやく湖の反対側に。
箱根旧街道の入り口を目指します!
入り口を発見! |
ここまでほとんど単独だったので、ちょっと新鮮でした。
箱根旧街道は石畳が残されたり復元されたりしていました。
ここまでの道のりで、里→山→里と続く道に歴史を感じていたので、
(おそらく、意図的にそのような道が選ばれていたかと、)
かつてはそれぞれの峠を越えて来て、この道を進んで京へ向かったのかなと、想像が膨らみます。
たまに国道1号線に放り出されるのですが、ついに!
伊豆が見えたー!!
伊豆ー!!!!! |
でもこの伊豆の登場は感動的だったなぁ!
迂回にもめげず、上がったテンションキープでぐんぐん行きます。
旧街道の距離は思ったほどはなかったけど、ちょっと独特なパートで楽しかった。
ここから山はしばらくお預けで、グーグルマップに導かれつつ、次の目的地・大仁へ!
さすがグーグル先生 |
どこかの駅 |
ペースダウンしたのでポールを再び取り出し、推進力を作ることにしました。
交通量が多いけど、歩道も広い。
ただし、果てしなくまっすぐで遠い。。。
先を急ぎたい私は、ガツガツと歩くのみ。
繰り返しますが、あやしい者ではありません。笑
自分へのご褒美としてコンビニにちょいちょい寄り、飲食しながら。
しかし、景色がほぼほぼ変わらず、遠い!
これくらいしか撮るものが |
スミ文字以外、読めないシリーズ |
たいていの場合、目立たせたいところが色あせてます。笑
あちこちで見かけてけっこう好きですが、これは秀逸!
思わず2歩くらい戻って撮影w
◇
総理大臣最優秀賞(平成十年交通安全スローガン)
うんてんしゅさん
ちいさなぼくが みえますか
韮山町立南小1年
てらだ きょうすけ
◇
見えまてんwww
川ー!! ようやく景色に変化が |
これまでは標高が高めだったり梅雨空だったりで過ごしやすい気温だったけど、しっかりと晴れたこの日、延々と陽に照らされて暑い暑い。
前日の雨でシューズが濡れたので、予備で持っていた和紙ソックス(イトイテックス)のショートサイズを履いてみたのですが、水分を保持せずとても快適でした。
ただ、いかんせん丈が短く、タイツとの隙間が日焼けしました。泣
(※次からはゲイターを必須装備にするので、ソックスはショートでOK!)
長く南下してきて、ようやく大仁!
西へ向かいます!
一気に交通量が減り、歩行者は私だけ。
そして時間がやばい。
登り基調のくねくねロードを歩きつつ、どこかでキャンプ場へ電話せねばと、時間帯と電波が届く範囲を考えつつ、、、
ロストw
時間がないのに!
走って戻り、路肩の崖を降りてショートカットしたりして、目的の道へ。
息を整えて、キャンプ場へ電話してみました。
「到着が18時くらいになってしまうかもしれません。」
「18時ですか? 誰もいなくなってしまうので、17時に来ていただけませんと…」
「そうなんですね…実は歩いて向かっていまして…なるべくがんばります」
まだ時間が早かったので、17時頃に再度電話することに。
先を詰めるべく、ここへきてペースアップ!
で、その先。
![]() |
大仁から西へ。伊豆国際カントリークラブの北側をかすめて、だるま山高原へ。 |
最短で行けそうかなと選んだのが、伊豆国際カントリークラブの北側に出る細い林道。
行ってみると、途中に「私有地につき入山禁止」の看板があって、これは山に入るなということなのか、道自体が通行禁止ということなのかわからなかったけど、「道を外れて山に入るな」ということかなと解釈させていただきました。(通行禁止だったらすみません。。。)
しかし、通行禁止の可能性も否定できず。
もはや落石のレベルではないほど、大きな石が道路をゴロゴロと(走れない)…
道の先が通じているのか(簡単に通れるのか)、少し不安になってきました。
しばらく行くと、石のない道とあっさり合流して落石問題は(まぁまぁ)解決。
2番手の道を進んでいたようです。
あいかわらず不安はあるものの(道が通じているのか&クマがやってこないかw)、久しぶりの熊鈴マラカス演奏をしながら走ります!
道よ頼む!
通してくださいー!
久々のガチ走り(汗)ののち、ゴルフ場が見えた!
よかったー。
ここからは、ほんの少しだけど修善寺歩道を歩きます。
地図を振り返ってみると、ロストしたまま、ピンクの点線をたどって「もみじ林前」のあたりから進めばよかったのかも。(距離は伸びるけどw)
修善寺歩道 |
まさかここへ来て、タイムトライアル的な展開になろうとはwww
でも時間を詰められて、小さく満足しました。笑
17時、電波が届いていたので「あと少し」と電話。
そのまま進むと、自動的にキャンプ場の敷地に入って行きました。
(ちょっと不思議だった)
レストハウスより |
ほぼ貸切状態の広いキャンプ場で、最後のテント泊です★
いろんな場所に泊まってきたけど、同じように静かな夜。
落ち着いたら、まずお湯を沸かしてごはんタイムです。
ファミリーキャンパーに囲まれた入川渓谷で撮影(*・д・)σ |
かぶとやま工房さんへ発注したフタを組み合わせています。
固形燃料は予定よりも少なく済んで、だいぶ余りました。
(1回の使用量が少なめで火を起こさない日もあったりで)
余った燃料は途中サポートしてくれた相棒に託したけど、そうでなければ、固形燃料ならギリ郵送で自宅に送れたかな?(←要確認)
逆に、燃料不足も想定して自作のアルコールストーブも持っていました。
(燃料のアルコールはドラッグストアで入手するつもりで持たず。)
ただドラッグストアに寄れるタイミングは2〜3回だけでした。
最悪、火がなくても食事はできるから(水でアルファ米とか)、予備アルストは必要なかったかな。
食事内容は主にアルファ米+フリーズドライのおかず+スープ、たまにカップラーメン。
夕食後は、翌日のルートを予習(再計画)したり、水の補給を考えたりしました。
小さなノートを持っていけばよかったかも。
こんな風にして、いるもの/いらないものが最適化されていくんですね。
翌朝撮影。快適なキャンプ場でした |
(17日目に続く)
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