2泊目、山中でのソロ幕営。
たぶん夜中だったと思いますが、目が覚めました。
かすかに、パキッ、パキッと、笹の茎を折って進むような音が2つ、聞こえます。
獣もそりゃいるよねと思いつつも、音が少しずつ近づいてきてガクブル(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
ゴミ袋をもっと入念に、ジップロックの中に入れたらよかったと後悔。
でも今さらガサゴソする気になれず、息を潜めて様子をうかがうのみ…
…しかし!
…遅いです!!
イメージとしては、早く近づいて、早く何事もなく立ち去ってほしい。
けど、近づいてきてはいるんだけど、遅すぎて、ガクブルしつつウトウト。笑
だいーーーぶかかって、ようやく音が小さくなっていきました。
あれはなんだったんだろう…
(もちろんこわくて見れず)
無事に朝が来てよかった!
テントを出てみても、何もなかったみたい。
水の量を確認して、水場経由で岩菅山頂を目指すことにしました。
そのあと、白根山近くの芳ヶ平まで縦走して行きたい予定です。
けっこういっぱいで、行けるかどうか心配^^;
けっこういっぱいで、行けるかどうか心配^^;
出発時刻/高度: 05:51 / 1868m
到着時刻/高度: 18:03 / 1834m
合計時間: 12時間11分
合計距離: 27.51km
累積標高(上り): 1755m
累積標高(下り): 1786m
山中に水場は二つあり、一つ目はもう通り過ぎていました。
→「水場入口はわかりにくい」(山と高原地図)…わからず!
二つ目の水場には必ずたどり着かなくちゃ。
たしか、もう一つの幕営地の近くに入口があったはず。
→「水場へは地形を確認しながらたどること」(山と高原地図)
破線ルートで行きも帰りも10分、「水」マークの近くに「?」マークあり。
しばらくして、はっきり幕営地とわかるところに到着★
ブログで読んでいた通り、ブルーシートなどありました。
水場への入口も発見!
しばらく順調に進みますが、途中で道が笹薮に変化(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
直進あるのみです。
前進!! |
笹や倒木と格闘しながら進むと、水の音が聞こえてきました。
よかったーーー!!
音の方へ進むと小さな流れが。
汲みやすいところで浄水ボトルにゲット★
念のため1.5リットルくらい汲みました。
(またもや重い)
ログを見ると、地図とは少し位置が違ったみたいです。
地図の位置にも水があったのかな?
帰りの笹薮で、刈られた茎に喉を刺され(死んだ)と思ったりしましたが、
道に迷うこともなく無事に登山道へ復帰!
往復20分どころか水汲み含めて1時間弱くらいかかったけど、これで悩みの一つは解消しました◖|・∀・|◗♪
さー、いざいざ岩菅山へ!
重いけど!^^;
この先、地図には「稜線」「眺望」という言葉が並んでいて楽しみです。
わっせわっせと進んでいると、後ろから男性が一人、登ってきました。
速い!
苗場山の和田小屋付近で山菜採りの方とすれ違った以外、ここまで山中はずっと一人だったので、自分以外の登山者に出会うのは初でした。
朝に切明を出発されたそう。
速いー!!
尊敬の眼差しでお見送りし、マイペースに進みます。
そして、出た! 残雪!!
つまり、笹薮の水場に行かなくてもよかったわけですが、判断は間違ってなかったと思う!^^;
雪を越えると、いよいよ、楽しい道に出たみたい★
→「烏帽子岳〜岩菅山の間、森林限界のなだらかな稜線は素晴らしい眺望」(山と高原地図)
あ、アルプスが見えるー!!
(奥秩父の縦走路から見た時より、アルプスが大きく、富士山が小さい)
裏岩菅山では、休憩中の他の登山者にも出会いました。
ここから先、岩菅山まではけっこう人がいたような。
眺望を楽しみながら、岩菅山に到着!
途中で先ほどの男性の方が休憩されていて、お話もできました。
飯豊連峰の山小屋を管理されている方々のお一人、なるほど、速いわけです。
私の旅の話をすると、「健脚ですよ」と言ってくださり、道中にも思い出しては励まされました。
名残惜しく思いつつ、岩菅山を後にして、赤石山方面へ。
芳ヶ平を目指します。
しかしここで、いきなり、ゲレンデに放り出される!!
→「ゲレンデから登山道入口がわかりにくいので注意」(山と高原地図)
…注意のしようがありません!笑
そんなことより登山道入口のヒントをくださいwww
翻弄されつつ、ゲレンデなら電波があると思い、ひとまず相棒に連絡。笑
そして、宿泊地の芳ヶ平ヒュッテにも、遅くなるかもしれないと連絡を。
写真は暗いけどけっこう日当たりがよく、風はさわやかだけど暑かった。
虫に存在がばれ、久しぶりにネット装着。
ともかく、頂上まで行けば横手山の山頂に出ることがわかったので、上へ登ります。
そしたら看板発見。
ああ登山道、と思ったのもつかの間、 |
またゲレンデへ! |
もはや、登山道のゲレンデ丸投げ |
林間コース的な方向へ |
しばらく登って、山頂ヒュッテに到着!
あいにく営業時間は終わってた |
下るつもりだった舗装路へ向かうと、「私有地のため進入不可、登山道を利用せよ」という旨の看板あり。
登山道があるならもちろんそっちへ行きたい!
と探してみると、山頂の少し下に看板発見!
でも、ロープで遮られ、 |
結局ゲレンデ丸投げコースw |
とにかくゲレンデを下り、芳ヶ平への道へ!
寒そうだなと思いつつ、3日目の夜へ。
(4日目へ続く)
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