2016年6月25日土曜日

五国ロングハイキング+【DAY9】スタートから10日目

6/4(土) 上野村→赤岩岳→出合→川又→入川渓谷

10日目、ゼロデイ後の再出発!
青空がうれしいー♪



もともと、この日は両神山から梵天尾根で中双里へ下りる予定でした。
が、この下山ルートの梵天尾根は、両神山の地図では実線だけど、西上州の地図では破線であることに気づく。
で、危険な感じのコメントが。

まず、西上州の地図の片隅にこちら。


さらに、
「入山の際には小鹿野町役場へ確認した方がよい」
「コース荒れ気味」
「ジグザグの急坂」

とのコメントあり。
(以上、山と高原地図より)

しかも、登りより迷いがちな下山で、通過する時間帯が夕刻になりそう。
やばい条件が揃っているように思えて、下山ルートを変更することにしました。
あとは、両神山へ行けるなら行きたくて、ピストンで行くかどうか迷ったものの…その赤岩尾根も破線ルートで「危」マークが3つ。
よくよく見ると、

「西上州きっての岩稜ルート 岩登り経験者のみ」
「要ロープ」

…全然無理でしたw
全体的な進行としてはゼロデイのロスも取り戻したく(どこかで短縮していかなくちゃなので)、今回はあきらめることに。(その前に無理だったけど汗)
いつか行ける日を楽しみに!


出発時刻/高度: 06:26 / 528m
到着時刻/高度: 15:55 / 723m
合計時間: 9時間28分
合計距離: 44.02km
累積標高(上り): 2472m
累積標高(下り): 2278m



岩に赤い印あり

下りは難易度が高そう…



きのこ!



ひたすら登って赤岩峠。
眺望もなくガツガツ登るのみだったし、どこかで「登った!」感くらいは味わいたいなと思って地図を見ると、パッと目に入ったのが大ナゲシでした。
両神山はダメでも、ここならピストンで行く時間はありそう。
(この時点で、「危」マークは目に入っておりません。)

少し進むと、前方から汗をかきかきやってくる男性が。
「着いたら絶景ですよ」とのお言葉にワクワク!
間に小さなピークがいくつかあるけど、景色のためにがんばる!!
と思って進みましたが。


大ナゲシ直前の、この岩に阻まれました。。。
岩の、壁でございます。
10分くらい、右から左から、どこかから登れないかと格闘するも全く歯が立たず。
せめて荷物を置いていこうかという考えもよぎりつつ、何かあった時にどうにもならなくなるので、それはナシで。
ものすごーーーーーく残念!!!

尾根を進んで、再び赤岩峠へ

赤岩峠から南側への下山道は明瞭でした
いやー、悔しかったなぁ。
で、下山したところにこのようなメッセージが。



---
大ナゲシ方面に登山される方へ
大ナゲシ頂上直下は岩場となっておりますが
鎖等は設置されていなく上級者向けのコースです。
登山する場合、ザイル等の装備と技術が必要です。
---

反対の登山口にもこのメッセージが欲しかったです!!!
(それでも行ってみたかもしれないけど)

西上州おそるべし。
でも、山を一つ越えると別の里に着く感じは新鮮でした。
で、ここからはちょっと廃墟が怖いと思ってた、ニッチツの領域です。
写真がないので、この記事などご参照。

小さなトンネルでヘッドライトを取り出しました。
そう、この日はこの先、トンネルがたくさん。
バイクがけっこう通りすぎます。
渓谷沿いで気持ちよさそう。
たまにトラックも通りました。
歩いているのはもちろん私だけw

もうすぐ中津川に注ぐ神流川
道が合流してバス通りになると、徐々にバイクや車も増えてきたような。
引き続き渓谷沿いに進み、宿泊地にしようと考えていたところも通りすぎます。
もう少し進んで、川又の先の入川渓谷夕暮キャンプ場を目指すことにしました。
あといくつ越えれば…とトンネルを数えながら。


奥秩父もみじ湖


いくつもトンネルを通過したのち、ラスボスの大峰トンネルへ!

中津川大橋の先に2.2kmの大峰トンネル

トンネルの真ん中にて

トンネル通過中に浮かんだのが、スーパーマリオの地下のBGM。
でも、これが歩くリズムに全く合わず、結果的に地上のマリオのBGMを口ずさみながらトンネルを進みましたw

トンネル抜けて、川又にて

入川渓谷へ向かう途中、おサルがいたよ!

川又から入川渓谷夕暮キャンプ場に電話してみると、「到着後に張る場所をご相談しましょう」とのお言葉。
よかった、と思いながら思いっきりロストしており、雁坂峠への登山口が現れた!(*・д・)σぁー
川又に戻って、再出発。

渓谷沿いにしばらく進むと夕暮キャンプ場に到着★
この日は土曜日、家族やお友達とキャンプを楽しんでいる方々がたくさん。
これまで平日に貸切ということが多かったので、新鮮でした。

テントは、ピカピカのバンガロー(一番奥)の軒下に張らせてくださいました!
まさしく目の前を川が流れており、他のキャンパーさんが賑やかにしていても、川の音で全く気になりませんでした。
朝方に少し雨が降りましたが、軒下だったので全然大丈夫!
本当にありがたかったです。

そして、ここでも旅の話をし、親切にしていただきました。
充電をお願いしたり、ゴミを引き取っていただいたり。
ポテトの焼いたやつを一口いただいたの、おいしかった!
シャワーもあって、川又から雁坂方面へ向かう時にはここまで車で来ておくとよさそうです。
私もまた行きたいな♪

愛用のミニマムクッカー
その場を満喫するばかりだったけど、もっと写真を撮ればよかったなぁ。
お世話になりありがとうございました!

(11日目に続く)

0 コメント:

コメントを投稿