2016年6月25日土曜日

五国ロングハイキング+【DAY8】

6/2(木) 熊倉峰→荒船山→南牧村→烏帽子岳→上野村(野栗)

この日もなかなか盛りだくさん!
まずは荒船山を目指し、南牧村へ下ってからの、烏帽子岳を通って上野村へ。
宿泊地の野栗キャンプ場には、19:30頃までの到着が目標です。

見晴らしのよかった内山牧場キャンプ場





出発時刻/高度: 06:03 / 1231m
到着時刻/高度: 18:04 / 605m
合計時間: 12時間1分
合計距離: 55.42km
累積標高(上り): 2606m
累積標高(下り): 3235m

この日、ログが途中で終わっちゃってました。
上記+下記が全行程。
なかなかの距離と標高差だったなぁ。



さて出発!
と思いきや、いきなり登山口がわからない^^;
やっぱり車を前提に考えられているんだなぁ。
ちょっとさまよってから発見。汗



昨日の続きという感じで、熊鈴マラカスを演奏しつつ進んでいたら、行く手を遮られた!



これはしかたなしです。
このエリア、きっとクマ出没し放題に違いありません。
県境を進む予定を変更して、内山峠から荒船不動の登山口へ迂回ー。

荒船不動からの登山道

荒船山の山頂

荒船山の山頂は「木立と草原の平坦な頂稜」(山と高原地図)。
片道コースタイム25分でトモ岩。
「絶壁上より浅間山、八風山、妙義山など望む」(山と高原地図)場所です。

トモ岩からの眺望



絶壁っぷりも確認しました!
強風が吹く前に退避w

トモ岩に着いた時に先行している方が一人いらっしゃいました。
来た道を星尾峠まで戻る途中で追いついて、しばし会話。
南牧村の方へ下ると話すと、「そんな道あったかな」と。
山と高原地図アプリで実線だったし、特に不安視していませんでしたが、なかなかわかりにくいコースでした。。

沢で踏み跡が消えてしまうとテープが頼りですが、発見できないところも多々あり。
あたりをつけて進んで、GPSで間違いに気づき戻る…ということを繰り返しました。
見ている時間が長くなり、iPhoneのバッテリーもけっこう消耗します。



ログに残っていませんが、途中、沢沿いで大きく間違えたところがありました。
等高線を何本分か、登り直して隣の尾根の向こう側へ。
足元が崩れやすく、無駄に筋力を使ってしまったw
マイナールートの沢は怖いと思いました。

なんとか下山。11:26
南牧村で予定していたのが、郵便局留めの荷物のピックアップ。
基本的に各地での補給をメインにしましたが、後半のアルファ米や固形燃料を送っていました。
受け取る郵便局はもう少し後半のどこかでもよかったけど、確実に日中に通過するのがここ、南牧村の砥沢郵便局でした。

郵便局を出て南牧川沿いを進むと、蝉の渓谷というところに到着。
夏になると蝉がいっぱいなのかな?


自販機があったら水分補給しようと探しつつ、なかなかない。汗
最悪、JAまで行けばあるだろうと思っていたけど、ちょうど分岐するところにありました。

大仁田ダム
ダムを見やりながら、烏帽子岳の登山口へ到着。
ここまでもじわじわ登ってきたけど、ここからさらにグググと登ります。
烏帽子岳というだけあって、急なのか…

ひたすら登るうちに、ここでも予定外の方向へ進んでしまい(汗)、地名が気になってた「マル」に到着。
あれ? マルに着いちゃった。

マル。ちなみに特徴なし
予定していたルートなら、途中で烏帽子岳のピークを踏もうと思っていたけど、どうしようかなぁ…としばし迷いました。
結局、荒船山のトモ岩で眺望も満喫したし、時間もないのでパスすることに。
そのかわり、天狗岩には寄ることにしました。




天狗岩頂上、16:50
満足であります!
そして、そろそろ時間が気になってきました。
翌日も盛りだくさんなので、できれば野栗まで行っておきたいけど、最悪そこまで行けなくても上野村には宿泊施設が多いからなんとかなるかなと。
どのみち電波もないし、行ってみて検討です。
下りで道を間違えないように慎重に。
舗装路に出てからは小走りで行きました。
わかってたけど、そこそこ長い!

18:00頃、川の駅上野に到着。
この時期、19:00くらいまではギリ見えますが、そこから野栗までけっこう距離があり、2時間ちょっとかかります。(グーグル先生調べ)
20:00をまわってしまうし、野栗キャンプ場は諦めることに。

川の駅上野の観光案内のようなところで宿泊施設について聞いてみると、一番近いと思っていた民宿は、今は営業していないそう。
(聞いてみてよかった!)

他のところを教えてもらい、そこに電話してみます、と伝えて歩きながら電話してみたら、今日は満室ですと。
他を調べて電話してみても、今日はNG…
(当日予約の一人客は断られるということなのかな?)
と思いながら、ひとまず道の駅にでも行ってみようと歩き続けていると、先ほどお世話になった観光案内の方が車で追いかけてきてくれました。

「大丈夫でしたか?」と。

満室だったことと、もともとは野栗キャンプ場へ行くつもりだったことを伝えると、電話で相談してくださり、
「野栗キャンプ場はきっと大丈夫だから、電話して、少し遅くなるけど待ってもらうようにお願いしてみたら」と。
またもや、親切な方に助けていただきました。涙
「そうします」とお礼を述べて、野栗食品さんへお願いすることに。
待っていてくださるということで、再び小走り!

いくつかトンネルを抜け、すっかり暗くなった道を進むこと9.5km。
傍目にだいぶ怪しげだったと思いますが、幸いあまり人とすれ違うこともなく、野栗へ到着!

遅くなったお詫びとお礼をお伝えし、受付完了。
キャンプ場は野栗食品さんから徒歩4分のところです。
先客のキャンパーさんが一人いらして、トイレや炊事場を教えてもらいました。
何かあったらまた声をかけてください、と。
(ほんと、あらゆる方にお世話になっている気が。。)

そして、その夜、重大なことに気づきました。
充電が足りない。
ギリギリ足りるかもしれないけど、何かあった時にどうにもできなくなるかも。
荒船山の下山で遭難しかけたことがよい経験になりました。

翌日は両神山へ行く予定で、夜はキャンプ場まで届かなそうなので、とある場所にテントを張るつもりでいましたが、きっとそこには電源がない。
その翌日からは、雁坂峠を経由して大菩薩嶺へ向かう縦走で、しばらく山から下りない。

これはダメです。
完全に進めません。
どうしよう。

普段の生活ならば、近くのコンビニで充電器をゲットすればよいだけの話ですが、どこまで行けばコンビニがあるのか、さっぱりわからず。
これは野栗食品さんの開店を待って相談するしかないと思いました。

開店は9:00。
そこから充電器を求めてお買い物の旅。
どこまで行けばよいかわからないけど、入手できるところまで。
きっとゼロデイ…全く進まない日になるけど、この買い物をできないとそもそも進めない。
先の予定は置いておいて、ひとまず明日はそれだなと。

(9日目に続く)

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